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【オーサーランク騒動】SEO業者が滅ぼされるのはこれが何度目か・・・

 

今日SEO界隈でワイワイしてた話があるので、そのことについて書いてみる。

ワイワイなってたのはコレ↓
【速報】Google「被リンクからオーサーランクに移行する」SEO業者全滅か!?
http://netgeek.biz/archives/11937
※リンクは貼りませんのでコピペでどうぞ。

因みにSEO業者はパンダアップデートとかペンギンアップデートとかの度に「絶滅」とか「全滅」とか言われてたけど、まだ全滅はしていない。
けっこうな数が看板を掛け替えたのではないかとは思うけど。

何か発表がある度、こうした極論が出るのはいつものことで、今回は「誤訳だ」とかいう方たちもいらっしゃって、カオス。

私は英語は良く分からないので、誤訳かどうかはわからないけど、ものスゴクすっ飛んだ盛大な誤訳ではないんじゃないかと思っている。

なぜなら、オーサーランクでの評価については、もう随分と前からある話で、今更何の新鮮味もない情報だから。
そして、SEO界隈にいる人間が、もう何度も何度も見聞きしてきたGoogleスパム隊長マット・カッツ氏の言葉。
「何百もある複雑なサイト評価基準(アルゴリズム)のうちのひとつにすぎない」

つまり、「リンク0→オーサーランク100」みたいなとらえ方をした人にとっては盛大な誤訳かもしれないけど、
この辺のことをきちんと知っている人間からしたら、またいつもみたいに「たくさんある複雑な評価指標の比重が少し変わる」ということを言っただけじゃないかと簡単に予想はできる。
※ただし、英語わからないから、ただの予想であって、正しい内容は知らん。
でも、そう予想ができれば「SEO is dead」みたいな極論は出てこないと思うわけで。
まぁ、わかってて煽ってるのかもしれないけども。

オーサーランクをどうやってつけるのか、そのアルゴリズムが全く分からないけど、オーサーランク主軸になると考えるといくつか疑問がある。

・Google+が過疎ってるのにオーサーランクは正しく機能するのか?
・Google+のアカウントを持ってないと評価の土俵にも上がれないのか?
・個人が高オーサーランカーになったら、商売ができちゃうんじゃないか?
→高オーサーランカーの僕が、○万円であなたのサイトに言及(←これだって結局リンクなんじゃないかと)しますよ。みたいな。
・そして高オーサーランカーを束ねる組織とか出てきて、やっぱりイタチごっこなんじゃないか?
・著者偽装できないのか?権威ある人のなり済ましが出てこないか?
・権威が必ずしも正しい情報だけを発信するわけではない。
・権威なんかなんにもないぺーぺーだって、調査に基づいた正しく詳細な情報を発信することはできるはず。
・権威が偽物だったらどうするのか?
→「神の手」と称された考古学捏造の人やIPS細胞の虚言癖の彼のような人物が権威として高ランクを付けられらりしないのか?

軽く考えただけでこれだけの疑問が出てくる。
よく考えたらもっといっぱい出てくるんじゃないかと思う。
これらの疑問からも、やっぱり「オーサーランク一辺倒」とかになることはないと思うし、リンクが無価値になることはないと思う。
SEO業者だって、コンテンツ屋とか、Schema.orgに乗っ取ったマークアップ屋とか、コンサルとかの形には変化するだろうし、すでに変化してるとこもあるけど、なくなりはしないと思う。
コンサルがコンテンツまで作ってくれるとありがたいけどね。業界理解が必要だからコンサルタントの地頭、文章力とかのスペックが高くないと無理だろうな。

ただ、リンク販売業者はなくなるとは思うけど。
なぜなら、評価を得られるリンク集を作るコストを考えると、リンク販売は、全く割に合わないし、商売としての旨味がなにもないから。
いつまでも、糞リンク張って何も知らない善良な中小零細の経営者を騙して詐欺ろうとするなら、しばらく残るかもしれないけど、そういうのって結局悪評立ってうまくいかなくなるだろうし、あと数年もしたら(そんなにかからないかも)糞リンクが無駄どころかリスクしかないってことを多くの人が知るようになるんじゃないかな。

とまぁ、騒動を見ながらそんなことを考えていたんだけど、英語わかんない自分としては、考えるだけで、誰かが正しい訳を出してくれるのを待つしかなかったりする。(スタートレックって言ったのとジャスティンビーバーって言ったのはわかった。)
マットカッツ氏の動画の正しい訳がわかる方がいらっしゃったら教えてください。

さくらインターネットの海外IPフィルタがGoogle botを拒否しちゃって順位ガラった話

 

【起こったこと】
サーバがGoogle botを拒否ってしまい、順位下落。
【対処】
さくらインターネットにて「国外IPアドレスフィルタ設定」を「無効」に。
【結果】
インデックスされ、翌日には順位元通り。

【残った疑問】
同じサーバに入っていても、Google botを拒否(403)したサイトと、何にも変化のないサイトがある。
この違いは何?

【詳細・経緯】
3月下旬の連休明け、某キーワードで常に1位だったサイト(A.comとします)が10位になっていた。
大したキーワードではなく、古いサイトでSEO対策も一切していないのだけど、タイトルのおかげで1位になっているようなサイト。
それが急に下落。
調べると、そのキーワードで1~10位のサイトはほぼ順位変動がなく、A.comが下落したことにより、1ランクずつ上がっているだけだった。

これはなんだと思い、ウェブマスターツールで調べると、クロールエラーが大量発生していた。
Fetch as Googleをポチってみると、Googlebotを拒否しているというメッセージが・・・。

もちろん、robots.txtなんて弄っていない。弄っていないのに急に拒否をし始めた。
初めに疑ったのが、サーバ障害。

A.comはさくらインターネットを使っているので、さくらの障害情報を見るも、それらしい情報はなし。
代わりにみつけたのが↓

この度、2014年3月13日(木)より提供開始いたしました、「国外IPアドレスフィルタ設定」の機能が、「さくらのレンタルサーバ(マネージドサーバ、メールボックス含む)」サービスの全サーバに設定完了いたしましたのでお知らせいたします。

 「国外IPアドレスフィルタ設定」により、国外IPアドレスからのアクセスを制限し、多発する海外からの不正なアクセスを防ぎます。
 この設定はサービスのご利用に影響がないよう制限範囲を限定しており、機能の無効化も可能です。

[お知らせ] レンタルサーバサービスのセキュリティ強化(国外IPアドレスフィルタ設定)完了のお知らせ

Google botって海外IPじゃないのかと思い、「国外IPアドレスフィルタ設定」を無効にして、再Fetch。
するとインデックスに成功。
この対応後、1日で順位は1位に戻って今日まで安定。

まぁ大した被害はなく結果オーライではあるのだけど、同じサーバでも、WPのサイトは無事、古いMTのサイトがダメだったので、違いを調べていたところ、2CHのレンサバ板にて

362 :名無しさん@お腹いっぱい。:2014/03/22(土) 06:54:25.66 0
php.cgiを設置していたらドメイン単位でgooglebotにアクセス禁止(403)を
返してる。
説明にはphp.cgiはファイルだけアク禁になるって書いてるのに。
さくらはろくにテストもしないで、今回の措置をやったんだろうな。
気付かずにサイト飛ばす人、続出しそう。
http://toro.2ch.net/test/read.cgi/hosting/1389803293/362

というレスを発見。

たしかにA.comにはphp.cgiは置いてある。WPにはない。

php.cgiだけ拒否するのなら良いのだけど、ドメインごと拒否されたらたまらん。
ということでさくらインターネットに問合わせ。

一両日どころか、けっこうしばらくしてから帰ってきた返事が以下

さくらのレンタルサーバではCGIモードのPHPは拡張子.phpにて動作する
よう設定されております。お客様にて独自に設定を行っていただき、
拡張子.htmlで運用していただくことについて特に制限はいたしており
ませんが、不具合が発生いたしました場合も弊社にて対応や調査はでき
かねます。

php.cgiを経由して全てのhtmlファイルを動作させるためにドメイン
単位での影響が出ているものと推測いたします。

ビジネスプロプランではモジュール版のPHPをご利用いただき、適切に
.htaccessで記述を行なっていただければ、php.cgiの設置なしに拡張子
.htmlでPHPのコードを動作させる事が可能でございます。

※設定方法に関するサポートは承っておりません

モジュール版PHPを利用し、php.cgiの運用を停止をご検討ください。

「仕様です」ってことだろうか。(php.cgiは許可していないから、そんなもの設置してどう動いたって知らないよってこと?)
今回は海外IPフィルタをオフにしたので、php.cgiについてはそのままにしているけど、海外IPフィルタをオンにできないこと以外に問題はなさそう。

htmlでphpを実行するための.htaccess記述については、以前のエントリを参照。
※そういえばたしかにこのエントリーでも「公式では不可能」ってなってた。

362さん、ありがとうございました。

【SEO】ペナルティを引き継がずにユーザーをリダイレクトさせる方法メモ

 

ペナルティをどうしても解除できず、ドメインを捨てるしか手段がなくなったときのためのメモ。

通常リダイレクトでは、元のサイトの評価を引き継ぐので、ペナルティを引き継いでしまう。
⇒リダイレクトを2回かけ、その中間のページをrobots.txtでブロックする。

・ペナっちゃった.com ←ペナって捨てるドメイン
・new.com←新しいドメイン
ペナっちゃった.com⇒ペナっちゃった.com/hoge にリダイレクト⇒new.comにリダイレクト
               |——–> このページ(ペナっちゃった.com/hoge) をブロック。

これで、サイトの評価は引き継がずに、ユーザーのみリダイレクトさせられる。
ただし、悪い評価だけじゃなくて良い評価も0になるので、事実上0からの再スタートとなる。

詳細⇒http://www.suzukikenichi.com/blog/redirecting-without-forwarding-penalty/

微ペナっぽいサイトが復活したので記念カキコ

 

微ペナルティを頂いていたっぽいサイトが復活したので、記念に経緯を記録。

2012年3月初旬 某サイトのSEOを見るようになる。このサイトは姉妹サイトが「複製」で量産されており、重複対策一切なしという危険な状態。
しかし、システムの仕様で個別にnoindexもcanonicalも設定できないことを知る。
2012年3月中旬 某SEO業者に発注していたキーワードを一部変更
2012年4月下旬 変更したキーワードが300位圏外→70~60位くらいになる
2012年5月初旬  再び300位圏外に吹っ飛ぶ
 2012年5月下旬  依頼ページが、ページタイトルで検索しても300位圏外であることに気付く。(←…遅い)
「これおかしくない?ぺなってない?」と業者に詰め寄るも、ウェブマスターツールに警告が来ていなければ大丈夫と言われる。
ウェブマスターツールで被リンクを調べる⇒ワードサラダを大量複製という糞リンクが大量であることを知る。
この業者はマズイと判断。他キーワード(メイン)が2位だったので、フェードアウトすることにする。この頃、システム変更の稟議が通る。
 2012年6月中旬  業者に問題のキーワードのリンクを全て外させるも、ヨミサーチの管理パスワードを紛失したことを白状される。
で大量の糞ヨミサーチが放置される。
 2012年7月中旬  上がっていたキーワードが50位程度に下落。解約スピードを急ぐ。全リンク削除を依頼。
 2012年9月上旬 上がっていたキーワードも圏外に。 
外せないヨミサーチを残してリンク削除完了。
この業者とさようなら。
システム変更にコンテンツ大量追加(真面目に作るきちんとしたコンテンツ)とサイトデザインを含めた大幅リニューアルすることになる。
 2012年10月17日  Googleからリンク否認ツールがリリースされる。
しかし、ここまで一切Googleからの警告メッセージなし。
 2012年11月~12月  複数の業者に見せるも、「リンクペナルティは多分受けていない。多分重複コンテンツのせい」と言われる。
ページタイトルで検索して圏外だったページが25位くらいと圏外を行ったり来たりするようになる。
業者に依頼していたキーワードが25位~110位くらいをウロウロしはじめる
2013年3月  1サイト、システム改修とコンテンツ追加が完了。重複が一部クリアになる。
 2013年5月12日  ページタイトルで検索して圏外だったページが、ページタイトルで1位に。
同時にSEO業者に依頼していたキーワードが5位に急浮上。

システムの入れ替えがけっこう大変な作業で、現状も重複コンテンツは大量にのこっているのだけど、この状態でここまで回復した。
糞リンクに重複コンテンツと思い当たることがありまくりな上に、すぐに解消ができない都合がいろいろあり・・・まだまだ苦しい道程だけど、ちょっと嬉しい。

重複が解消されていないのに回復したということは、やっぱりリンクが原因だったのか。
だとしたらマイナス評価回復まで8カ月かかったということか。
それとも、最近耳にするようになった単なる「ペナルティの期限切れ」とかなのか?(そうじゃないことを望む)

因みに、Googleから警告メッセージが来ていないので、リンク否認ツールは使わなかった。
目視されたら、逆に悪いこと(重複コンテンツが見つかったり)が起こりそうで怖かったので・・・。

年内には全重複対策ができるようになる予定。そして業者に頼らないですむサイトを作るために、今コンテンツ作成にもかなりコストを割いているので、しばらくこのままでいさせて下さい。

Google+ で「publisher」を設定してみた。

 

先の投稿で、Google+を触ってみたことに触れてみたけど、その流れで早速(?)、最近ちょっと話題の「publisher」を設定してみた。

人様に見せるためとか稼ぐためのブログとか持っていないし、企業サイトの管理しかしてないので「author」についてはスルーしてきたけど、
案の定というか、企業に対しても同じようなことが求められそうだったので、とりあえずmemotoolでテスト。

この子(wordpress.com)はheaderとか弄れないから、widgetに放り込んでみたんだけど、多分できてると思う。

ちょっとよくわからないのだけど・・・Google+でページを作った個人のアカウントは、外の人からはわからないのか?

とりあえず作ったけど中身が空のまんまだから、イマイチよくわからん。。。

いつものように参考にさせて頂きました→ Google、rel=authorの次はrel=publisherをプロモーションか?

【SEO】URLに日本語を含む場合のaタグの書き方 日本語で書くの?エンコードして書くの?

 

WPで投稿名をパーマリンクにしている場合。
URLに日本語を含むのだけど、これにリンクを貼る際、aタグにはスラッグを日本語のまま書いて良いのか、エンコードして書いた方が良いのか・・・

ずっと疑問だったんだけど、とくに統一せずに気分でこれまでやってきました。
ブラウザからURLをコピペするときはそのままエンコードされた状態で、相対パスなんかで短い時とか、投稿名が短い時なんかは、そのまま日本語で書いたり。

今回はお仕事でちゃんとSEOを意識してコーディングしなきゃいけないので、どっちが良いのかと調べてみたところ

日本語ドメイン名のURLでもPunycodeのURLでもGoogleは同じものとして処理する

どっちでも良いということで、ちょっと安心。
(でも、同一サイト内では統一したほうがきれいですよね・・・。)

おしりの/(スラッシュ)の有無はどっちでも良い(厳密には、スラッシュ有はディレクトリを、無はファイルを指す)上に、WPは自動でリダイレクトしてくれてるっぽいてことは結構前に調べてて、
この「URLに日本語を含む場合のaタグの書き方」も、その時一緒に調べたけど答えを見つけられてなかったんですよね。
ようやく見つけてめでたしめでたし。